本当に保身のため?
よく政治批判で、「今回の判断は自分たちの保身を優先した形だ」という言葉を見つけるけど、それって本当なのだろうか?
首相ってそんなにすがりたいポジションなのだろうか。
かけられる重圧や批判を考えると、とても居心地のいい場所ではないと思われる。
名誉や賃金のためにそこまでするのだろうか。
ましてや二期目なんて目指すのだろうか。
じゃあ何のために国政のトップであり続けるのか。
そこには強烈なモチベーションが必要であり、
それに値しうるのは、より良い国を実現したい、という志ではないだろうか。
今ここで政権を辞しては実現できない、もっと力を入れ続けたい政策があるのではないだろうか。
だから「保身を優先」というのは現実的ではない、もしくは本質的ではなくて、
「この先にもっと力を入れ続ける政策があるために、今回は保身を優先した」というのが本質ではないだろうか。